クリーン・サープラス会計について、分かりやすい解説のページを見つけました。
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_3903.html
クリーン・サープラス会計とは、損益計算書で計算される最終利益(純利益)と、貸借対照表上の純資産の増減が一致する会計のこと。
このような会計を「クリーン・サープラス関係」と呼ぶ。
剰余金(サープラス)に損益以外の項目が混入しない(クリーン)という意味合いを持つ。
現在の、日本の会計処理では、その他有価証券の評価差額が損益計算書を経ずに資本直入される等、クリーン・サープラス関係が崩れている。
資本準備金について、わかりやすい解説をされているページを見つけました。
http://www.kyj-kyj.info/%E8%B3%87%E6%9C%AC%E6%BA%96%E5%82%99%E9%87%91.htm
資本準備金とは、株式発行によって得た株主からの出資金のうち、資本金にしなかった残りの部分です。
株主からの出資金のうち、一部が資本金に、残りが資本準備金になります。出資金のうち、いくらを資本金にして、いくらを資本準備金にするかは株式会社側で決めることができますが、資本準備金にできる金額の上限が会社法で決められており、 出資金の2分の1を超えない額までとなっています。(出資金の半分以上を資本金に、残りを資本準備金にします。)
資本準備金は、会社法によって積み立てることが定められています。
さて資本金と資本準備金とはどういった違いがあるのでしょうか。実際にはこの2つにはそれほど大きな違いがあるわけではありません。資本金を多くするか資本準備金を多くするかはある程度株式会社の方でコントロールできますが、 資本金が多いと会社としての規模が大きく見えて信用が得られるというメリットがある反面、資本金がある金額を超えると税金が高くなってしまうというデメリットがあります。あるいは、資本金よりも資本準備金の方が取り崩す時の手続きが簡単といったメリットがあります。このようにメリット・デメリットがありますが、基本的には、出資金のうち資本金に組み入れる金額を少なくし、資本準備金を多くした方が株式会社側のメリットは大きいようです。
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